VRChatで使用できるタバコギミックを導入してみたので記録記事です。
未対応アバターでも必要な作業はほぼ位置調整なので難易度は低め。
ほぼギミック内のマニュアルを読めばわかる内容ですが、調整に手間取った部分など自分の記録用も兼ねてます。
使用ギミック
ギミック

HMS_Resistanceさんから販売されているタバコギミックを今回使用しました。
有名なタバコギミックは複数ありますが、一番手ごろな値段だったので今回使用感を試すつもりで購入。
必要パッケージ
導入に必要なパッケージ関係をあらかじめ入れておきます。
Gesture Managerも使用するためパッケージマネージャーで導入しておきましょう。
使用アバター
ギミックの導入には最近購入した流刑地さんのクラエナを使用。

導入方法

boothからダウンロードしたファイル内にマニュアルが同梱されているのでそちらを参照して作業を進めます。
右手と左手で導入するパッケージファイルが違うので注意。
対応アバターの場合は対応するパッケージを導入するだけのようです。
パッケージファイルを導入したらアセットからcigarette_set (prefab)をアバター直下に配置します。


位置調整時に必要ならギミックなどを一時的に非表示にしておきましょう。
ギミックをクリックして該当するものをヒエラルキーの目のマークで非表示に。

ギミックの配置

cigarette_set→cigsetからLighter_Handを選択。
デフォルトで対応する手がターゲットになっていますが、アバターによっては手動で指定します。

位置調整(ライター)
先ほどのLighter_Handを選択した状態でライターの位置調整を行います。

環境によるかもしれませんが右手だと初期状態から位置調整をした場合ライターの蓋が親指側に開いたので回転させました。
また上記の画像のように設定した場合良さそうに見えましたが実際だと親指側に傾くので手のひらと親指を基準に調整した方が見た目がいいかもしれません。



位置調整(タバコ)

objectset/cigaretteを選択して、インスペクターからVRC parent constraintの項目に移動。
sourceの値を2か所マニュアルの数値に書き換えます。

設定が終わったらcig_mouthを選択して加えるタバコの位置を調整します。



実際にVRCで見た時と位置が違ったりするのでここの微調整が難しいです。

個人的には下唇に寄せて調整した方が少し見栄えが良い気がしますがアバターによっても違うので表情などによっても調整が必要そう。
またあまり角度をつけすぎると口を開けたときに違和感があるのである程度上下はまっすぐの方がいいかも。

次に手に持つタバコのボーンの設定が正しいか確認しておきましょう。
手ではなく指になっているので注意。
口の設定をした時と同じオブジェクトのcigaretteを選択。


インスペクターから口の調整で数値を変更したVRC parent constraintの数値をマニュアルに記載された数値に変更します。

タバコが縦になるのでヒエラルキーからcigarette_Handを選択して位置調整を行います。


タバコの煙を吐く位置などを調整したい場合はマニュアルに記載されているのでそちらを参照。
デフォルトは咥えた位置になるようです。
Contact の設定
触れることでタバコやライターを取り出せる位置の調整を行います。

hipcontactsetからボーンの設定の確認を行ってHip_RとLで位置調整を行います。


判定の大きさも必要なら変更しておきましょう。

次に頭部のボーンの設定を確認し必要なら判定の大きさを調整しておきます。

顔の前半分位と記載されているのでだいたいそれ位の位置に調整。
下記画像位前にしすぎると少し早すぎるので切り替わってほしい見た目のスタートに来る位にすると見栄えがいいかも。

objectssetのチェック
これで設定は終わりました。

最後にobjectssetのcigarette、lighter、smokeのインスペクターからチェックを外しておきます。


チェックを外すと半透明になる、objectssetのチェックは外さないように注意。

そのほかジェスチャーの入れ替えなど細かい設定はマニュアルに記載されていますが、以上で設定関係は終了です。
アップロードして動作を確認してみましょう。
動作確認(おまけページ)
初回の調整後にVRchatで撮影したのでライターの位置が調整前になってます。
もう少し設定を詰めたら再度載せます。
調整失敗した写真もいくつか。



