VRchatのアバターを購入したので、アップロードしてみました。
解説記事等は沢山あったので今回はメモ書きです。
参考サイト
作業の参考にしたサイトを掲載しておきます。
こちらのWIKIのアバターのアップロード方法の項目が説明が多くて分かりやすかったです。
こちらもアップロードに関しての情報が多いですが、準備段階のインストール関係は説明が少ないので環境構築が済んでからの方がいいかも。

準備
VRchatアカウント関係は公式でアカウント作成したものを使用しています。
Unity
Unity公式サイトにアクセスして対応するOS版をDLしてインストールする。


インストール後起動して、アカウントがあればログイン、無ければCreate accountからアカウントを作成する。
今回はアカウントを作成するところから進めるのですでにある場合は飛ばしてください。

アカウント作成
アカウント作成をクリックするとWEBページが開くのでそちらからアカウントを作成するをクリック。
この時ページ下部の方に言語の切り替えがあるので必要なら変更する、今回は日本語に変更して進めていきます。

メールアドレスを入力するかGoogleなどのアカウントを選択する。
進めていくとアカウント作成が終わるので、作成したアカウント情報に間違いが無いかチェックしてアカウントの作成は完了です。
unityHUBを再度開いてサインインします。

unityHUBでサインインすると最新環境をインストールするか表示されますが、VRchatでは古い環境を使用する必要があるのでいったんスキップします。

次にライセンスの確認項目が表示され、こちらでは個人使用ライセンスを取得するかの確認が表示されるので問題なければ同意します。

これでunityインストール前の準備は完了ですが、必要なら右上の歯車マークをクリックして表示言語の設定を変更しておきます。


Hub関係の設定はこれで終了です。
unity本体のインストール
VCCの方で対応バージョンのチェックからインストールまで進められるようです。
記載自体は残しておくので不要な場合はVCCのセット(移動用リンク)まで読み飛ばしてください。
インストール内容の把握やフォルダの保存場所を変更したかったので今回はHubからインストールして記事を書いてます。
VRC公式サイトのドキュメントから対応しているバージョンを確認します。
執筆時の対応バージョンは「2022.3.22f1」でした、違う場合は提示されたバージョンをインストールしてください。

unityHubの右上にあるエディターのインストールから対応するバージョンを選びます。
今回はアーカイブからインストールするため、ダウンロードアーカイブをクリックするか直接サイトにアクセスします。


対応するバージョンのインストールをクリックするとhubを起動するポップアップが出ます。

Visualstudioにチェックが入っていますが不要ならチェックを外す。
※開発環境なのでアップロードだけなら不要? 後からインストールもできます
QUEST対応のアバターもアップロードする場合はAndroidBuildにチェックを入れる。
言語パックも下の方にあるので必要なら日本語にチェック。

後は続行してインストールが終われば終了です。
VCC
VRchatのサイトにアクセスしてdownloadのタブに移動。

Download the Creator CompanionをクリックしてアプリをDLする。
アプリを起動してインストールする、必要ならインストール先の変更やメニューへの追加などを変更。

起動して進める、チェックボックスはクラッシュレポートを送るかなので不要ならチェックを入れない。

バージョンによって違うかもしれませんが、Continueをクリック。
unity本体をインストールしていない場合の手順(不要ならスキップ)
ここから先はunity本体をインストールしていない場合の手順です、先にインストールが済んでいれば読み飛ばしてください。

先にunityHubでunityをインストールしているとこちらは表示されないかもしれません。
その場合はunityインストールの項目は読み飛ばしてください。

Install Unityをクリックして今回は先にHubをインストールしているのでI have installed the Unity Hubをクリックする。

対応するバージョンが表示されるのでインストールします。

インストールが終わったら進めて行き、Create New Projectをクリック。
アバターのアップロード
アバターやシェーダーの準備
boothなどで入手したアバターをDLして解凍しておく、またモデルによってはシェーダーが必要な場合もあるのでそちらもDLしておく。
アバターは「ひゃっこ」を使用しました、PCとQUESTに対応したアバターです。

作業終わってから思いましたが無料配布されているアバターでやれば参考にしやすかったですね。
シェーダーは使用例が多いlilToonなど、モデルの販売ページや添付された説明を確認しておく。

VCCでのアップロード操作

VCCを起動したら、右上のCreate New Projectをクリック。
Avatars2022をクリックして、ProjectNameに自分で分かる名前を英数字で記入する。
Locationの部分は特に変更しなくて良いですが、保存先を変える場合はここで保存フォルダーを変更する。
入力が終わったらCreateProjectをクリック。

パッケージのデータが表示されるのでそのまま右上のOpen Projectをクリックするとunityが起動します。

シェーダー導入(必要な場合)
unityが起動したらアバターの前にシェーダーを先に導入します。
今回のモデルにはlilToonが必要なたためそちらを導入します。
不要な場合は読み飛ばしてください。
画面左下のアセットを選択して、準備して置いたシェーダーのunitypackageファイルをドロップします。


ドロップした後にImportをクリック

アバターの導入
少し時間が掛かるので、処理が終わったら次はアバターのパッケージファイルをドロップ。

ドロップしたら同じようにImportする。

問題なければアセットに追加されます。

アセットのに追加されたアバターのファイルを開いてPrefabフォルダから表示させたいモデルを右上のhierarchyにドロップする。

hierarchyのメインカメラを選択して向きなどを変更する。
カメラの表示内がアップロード時に表示されるので、小さすぎる表示を調整。

transformの数値を変更する。

表示されているカメラマークの方でも調整できます。

VRchatにアップロードする
VRChatSDK→ShowControlPanelをクリック。

使用しているVRchatのアカウントでサインイン。

1.Prepare Your Contentをクリックして、アバターの名前と説明文は必要なら入力する。


表示される画像を設定するので、Capture in Sceneをクリック。
そのままだと再度カメラ調整が必要なので、カスタムカメラにチェックを入れてメインカメラを選択。
captureをクリックすると画像が設定されます。

2.の項目で8角形の赤い!マークが無いか確認する。
他の警告はサイズだったり色々あるので今回は無視します。

最後にアップロードする権利があるかの項目にチェック。

チェックを入れるとBuild & Publishを押せるようになるのでこれをクリックするとアップロードできます。
アップロードする前にもう一度設定と、1のVisibilityの項目がPrivateになっているか確認しておきましょう。


この表示になったらアップロード完了です、お疲れ様でした。

QUEST対応版のアップロード
今回のアバターにはQUEST対応版があるためそちらもアップロードしていきます。
QUEST対応処理については今回は扱いません。
先ほどのPC版で作業したprojectをそのまま使用します。
QUEST版のパッケージデータをドロップします。

Importが成功するとQUESTフォルダが追加されました。


QUESTフォルダ内のPrefabからhierarchyにドロップします。

追加されたのを確認したらVRChat SDKからContent Managerに移動します。
PC版をアップロードしたアバターと同じ物を選択してCopyIDでIDを取得します。

QUESTのアバターを選択した状態で右下のBlueprintIDの箇所に先ほどコピーしたIDを貼り付けてAttachをクリック。


PC版のアップロードと同じようにVRChat SDKを開いたら、Selected AvatarでQUEST版を選択します。

アップロードする際にplatformをAndroidに切り替える。
この時初回は処理に時間が掛かります。

Androidが選択されているのを確認したらPC版と同じようにアップロードします。

これでQUEST版のアップロードは完了です。


これでPCとQUEST両方対応できるようになりました。
最後に
記事としては長くなりましたが、作業自体はunityのアカウント作成とunityとVCCのインストールをしているだけで時間はかかりましたがそこまで難しい手順はありませんでした。
改変等までやると難しくなってきますがまずは気になったアバターのアップロードをしてみて、好きなアバターで遊んでみたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。